一学年

唱歌『鳩』の歌詞

唱歌『鳩』の歌詞

唱歌『鳩』は、1911年に文部省が発行した国定教科書『尋常小学唱歌 第一学年用』が初出の、いわゆる文部省唱歌の一つです。

その後、1941年の国民学校用の教科書『ウタノホン』では、曲名が『ハトポッポ』に変更され、歌詞も、一部変わっています。

ぽっぽっぽ、鳩ぽっぽ、豆がほしいか、そらやるぞ、という冒頭の一節やメロディを多くの人が懐かしさを覚えるのではないでしょうか。

この印象的な『鳩』の作者は、現在も作詞作曲ともに不明です。ただし、『鳩ぽっぽ』というタイトルで、東くめ作詞、瀧廉太郎作曲の唱歌があり、その曲が原曲なのではないかという説もあります。

>>「♪ぽっぽっぽ 鳩ぽっぽ」に原曲があった? 本家本元の曲をミュージックチャイムに(産経新聞)

歌詞

ぽっぽっぽ、
鳩ぽっぽ、
豆がほしいか、
そらやるぞ。
みんなで仲善く
食べに來い。

ぽっぽっぽ、
鳩ぽっぽ、
豆はうまいか、
食べたなら、
一度にそろって
飛んで行け。

− 『尋常小学唱歌 第一学年用』の歌詞

 

ぽっぽっぽ、
はとぽっぽ、
豆がほしいか、
そらやるぞ。
みんなでいっしょに
食べに 来い。

ぽっぽっぽ、
はとぽっぽ、
豆はうまいか、
食べたなら、
みんなでなかよく
遊ぼうよ。

− 改変後の『ウタノホン』の歌詞

唱歌『鳩』

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA