ゴミできらめく世界

音楽に興味を持つようになってまもなくの中学生の頃、ときおり母親の車のなかでスピッツの曲が流れていた。 母親が好きなミュージシャン、ということが、僕がスピッツを初めて意識したきっかけだ。とは言っても、も…

中原中也の子供の頃の短歌

中原中也は、今からちょうど100年ほど前の日本を生きた詩人で、30歳という若さで亡くなっている。もともと好きな詩人の一人で、彼の人生を本などで読むと、早くに死んだ、というよりも、中也の人生を最後まで生…

粗品のせいやへの優しい言葉

朝目が覚めて、何気なくTwitter(なかなかXという呼び名に慣れない)を見ていたら、霜降り明星のせいやさんが結婚し、子供も生まれる、というニュースに驚いた。 霜降り明星は、好きなお笑いコンビの一つで…

バスケの応援歌の思い出

ある日、高校バスケの全国大会の試合の映像を見ていたら、バスケ部の応援歌の音が聴こえてきた。鳴り物の応援に合わせて掛け声が響いている。 そのバスケの音や掛け声を聴いていたら、無性に懐かしい気持ちになった…

八木重吉の詩『心よ』

八木重吉 好きな作家に、八木重吉という昔の日本の詩人がいる。八木重吉は、今から100年近く前の詩人で、わずか29歳という若さで亡くなる。死因は結核だった。英語と数学を教えたことで出会った、とみという女…