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「クークー、クックー」「ホーホー、ホッホー」と鳴く鳥

家でぼうっとしていると、窓の外から鳥の鳴き声が聞こえてくる。あれはなんていう鳥の名前だろうと思っても、鳴き声を言語化するのが難しいから、検索もしづらい。

たとえば、夏頃になると、どこからともなく、「クークー、クックー」という鳴き声がする。この鳴き声を、「クークー、クックー」という文字で表していいのか分からない。感覚的には、そんな風に聴こえる。ただ、他にも、「デーデー、ポッポー」「トートー、トットー」「ホーホー、ホッホー」「ドードー、ポッポー」などと聴こえる人もいるようだ。「ホーホー、ホッホー」は、分かるような気がする。

全然、珍しい鳥ではないものの、名前が分からず、もやもやしていた。それから、YouTubeなどで検索して、「キジバト」という鳩の一種ということが分かった。

キジバト(別名ヤマバト)は、全長約33cm。全国で繁殖し、民家の周辺や公園の林、神社やお寺、街路樹などに巣をつくり、以前は田舎に生息していたものの、最近では都会でも見かけるようになっているそうだ。

先ほどの鳴き声は、繁殖期(ピークは8月〜10月)に相手を求めて鳴くさえずりや縄張りを主張するときに行われると言う。

都心で一般的によく見る灰色の鳩は、ドバト(カワラバド)で、キジバトとは鳴き声だけでなく見た目もだいぶ違いがはっきりしている。

キジバトは、「ブドウ色の体に、ウロコ模様の背中、首に青白黒のマフラーを巻いたような、おしゃれな鳥(参照 : サントリー日本の鳥百科)」だ。

一方で、ドバトは、灰色っぽく、首元には緑色っぽい光沢が見られる。

ドバト

鳩というと、このドバトの印象が強い。公園や駅前で普通に見かけるし、座っていると、餌をもらえるんだと思ってか、ちょっとずつ近づいてくる。だいぶ人間慣れしている。てっきり、あの鳩が、「クークー、クックー」と鳴いているんだと思っていた。

ちなみに、キジバトの名前は、模様がキジに似ていることに由来するそうだ。