Mr.Children(ミスチル)の失恋ソング
日本の代表的なロックバンド、Mr.Children(ミスチル)。ボーカルで作詞作曲を手がける桜井さんのつくるミスチルの曲は、ラブソングも、失恋や片思いの歌も、どこか大人の雰囲気が漂う、叶わない恋の切なさや、壊れていくと分かっていながら進むやるせなさが描かれています。
ミスチルは、明るい曲よりも、どちらかというとどんよりとした重苦しく暗い、ややもすると病んだような曲のほうが響きます。それは人間的な部分がえぐられるように歌われるからでしょう。
CANDY アルバム『I♥U』
理性では諦めなければいけないとわかっている。それでも、気持ちは止まらない。そんな矛盾した恋心を、繊細なバラードとして昇華したミスチルの曲。
心の奥底に封じ込めていたはずの感情が、相手の存在をきっかけにふたたびうずき始める。近づきたい衝動と、距離を保とうとする理性が、静かにせめぎ合います。
こんなことは「みっともない」とわかっていながらも、どうしても君を求めてしまう——そのやるせなさが、「キャンディー」という比喩を通してみごとに表現されています。甘さのなかに潜む苦さが、報われない恋を描写します。
しるし アルバム『HOME』
深く愛し合っているのに、どこかがすれ違っていく。そのじわじわとした痛みを描いた楽曲です。
気持ちを言葉にしようとすればするほど、うまく伝わらない。相手のわずかな態度の変化に、心が揺れる。いつか別々の道を歩む日が来るかもしれない——そんな予感を抱きながらも、愛することをやめられない。
桜井さん自身も「愛情が高まる二人の物語とも、離れゆく二人の物語とも受け取れる」と語っており、聴く人の経験や心情によって、まったく異なる表情を見せる楽曲です。愛の喜びと悲しみが表裏一体であることを、静かに教えてくれます。
くるみ アルバム『シフクノオト』
ねえ、くるみ——誰かに向けて、そっと呼びかけるところから曲は始まります。
もうそこにはいない誰か、過去に別れた恋人かもしれない存在に語りかけながら、「今の僕はどんなふうに見えているだろう」と問いかける。「くるみ=来未(過去)」という解釈があるように、この曲は過去との対話でもあります。
穏やかなメロディの奥に、言葉では表しきれない寂しさが漂います。過去を胸に抱えながらも、それでも前へ進んでいかなければならない——そんな複雑な心情に、優しく寄り添う曲です。
乾いたkiss アルバム『IT’S A WONDERFUL WORLD』
もう駄目なんだろうということを分かっている、終わりに向かっていく恋の様子を描いたミスチルのほの暗いラブソング。メロディも、不穏な空気が漂い、手遅れなんだという切なさがひしひしと伝わってきます。
向こうにはもう新しい相手がいて、この関係性に終止符を打とうとする。その決意も固まっている。それを必死に乾いたキスで塞ごうとする。
結婚していた二人なのかもしれません。歌詞には、「禁断の実摘み取り 再び次の果実が実る」という一節があり、浮気相手の存在もほのめかされています。
ある日、君が眠るとき、誰かに抱かれているとき、ふいに僕のことを思い出し、切なくなればいい。かさぶたが剥がれ、ケロイドとして残って疼けばいい、と強がるように未練を口にしながら、日常を歩んでいきます。
Apple MusicやSpotifyといったスマホで聴くサブスクも便利ですが、様々な喧騒から離れ、静かにお気に入りの音楽に浸りたいときには、アナログのレコードもおすすめです。
レコードならではの温もりある、柔らかな音色は、優しい一人の時間をもたらしてくれます。
レコードというと、色々と機材を揃えないといけなかったり値段が高いということから、初心者には敷居が高いイメージもあります。
でも、手頃な値段で、これさえあれば、といったようなものもあるので、思っていたよりも簡単にレコードのある暮らしは始めることができます。
たとえば、上のオーディオテクニカのプレーヤーは、初心者におすすめとして名前の挙がるプレーヤーの一つ(僕が買ったプレーヤーでもあります)で、これは、たとえば下のBOSEのスピーカーがアンプ内蔵スピーカーになっているので、その組み合わせによってレコードを聴くことができます。
また、スピーカーなども内蔵された一台で聴けるレコードプレーヤーとしては、ION Audioのプレーヤーなどもあります。
これは、レコードプレーヤーだけで聴ける、というのも魅力ですし、見た目もおしゃれなことからインテリアとしても馴染む一台だと思います。
