意外と強い青特「かく乱」の効果【パワプロ  / 栄冠ナイン】

パワプロの栄冠ナインで、しばらくのあいだ効果がよく分からず、個人的にあまり興味を持てなかった青特の一つに「かく乱」がある。

能力の説明を読んでも、目に見えて何かが起きるわけではなければ文字的に惹かれるものもなく、どうしても後回しになってしまっていた。

かく乱とは、保有者がランナーとして塁上にいると、相手投手のスタミナ消費量が増え、内野の守備力が低下し、さらに投手のコントロールや変化量も低下させるといった影響を与える能力とされています。また、かく乱の保有者が塁上に多いほど、その効果は高まります。

参考:パワプロ2024-2025 攻略

簡単に言えば、「ランナーとして出塁しているだけで、相手ピッチャーや守備への悪影響を与える厄介な存在になる」能力だ。

打席に立って何かをするのではなく、塁に出てから真価を発揮するという点で、青特の中でも珍しいタイプだと思う。

これまであまり重視してこなかった理由は、その地味さにある。

ホームランのように試合を一気に動かすわけでもなく、盗塁のように分かりやすい成功・失敗があるわけでもない。「今、かく乱が効いている」と実感しづらい面がある。

ただ、高校同士の実力が拮抗している試合や格上のチームと対戦したとき、この「じわじわ効く」能力が、意外な差を生むかもしれないな、と思うようになった。

相手チームのエース投手を打ち崩し、早々に降板させるのは簡単ではない。

しかし、ヒットや四球でランナーを溜め、かく乱によってスタミナを削り続けることができれば、終盤でエースをマウンドから引きずり下ろせる可能性が出てくる。

二番手、三番手の投手がそれほど強力でないチームであれば、そこから一気に試合の流れが変わることも珍しくない。

実際、僕自身もこういった流れで勝ってきたことは数多くあった。

一発で仕留めるのではなく、粘って粘って後半勝負に持ち込むといった戦い方を意識するなら、ファールで球数を稼げる「カット打ち」や、この「かく乱」は、非常に相性のいい能力だと思う。

足の速い選手に、「バント職人」や「内野安打」、そして「かく乱」といった能力が揃っていると、派手さはなくとも、相手から見ればかなり厄介な存在になる。目立たなくても確実に効いてくる、いい意味で、「嫌な選手」だ。