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ドラクエ3とFF7

最近、またちょっとゲームを始めようと思って、Switch版のドラクエ3とファイナルファンタジー7を購入した。どちらもほとんど初めて行うゲームで、かつ昔懐かしい思いもある。

と言うのも、ドラクエ3に関しては、幼い頃に行った、物心ついてから初めてのRPG体験で、いくつくらいだったか、小学校低学年くらいだったかもしれない。当時はファミコンで、中古で売っていたこともあり、結構安くなっていた。具体的な中身については、本当に記憶の底の底のほうにしか残っていないものの、冒頭の冒頭、なにかボスのような存在が倒せずに、早々に諦めたように記憶している。

その後、ドラクエ4を始めたとき、年齢的にも少し大きくなっていたことに加え、そもそもストーリー展開も面白かったので、がっつりはまり込み、RPGで初めて全クリしたのはこのドラクエ4だった。だから、個人的には、早くドラクエ4以降が、Switch版で出ないかなと心待ちにしている。

一方で、僕のなかでは、ドラクエ3は4のような物語性もなく、序盤から難しい、といった印象を持ったまま、挫折の記憶とともに現在に至った、というわけだ。

そのため、本当に久しぶりに、止まったままになっていた時間を取り戻すために(と言ったら大げさだが)あのとき倒せなかったボスを倒して、次に進もう、と思ってやり始めた。ところが、僕のおぼろげな記憶のなかにある、ボスがいたはずの場所に、そんなボスは存在しなかったのである。なぜかは分からない。ただ、子供心にそのときの雰囲気が怖かったからか、普通の敵のなかに強い敵がいてそのことをボスだと勘違いしていたのか、いずれにせよ、勝手に記憶を書き換えていたのかもしれない。長年、あのボスが倒せなかったなという記憶を持っていたものの、いざ久しぶりにやってみたら、そんなところにボスはいなくて、すっと通れた。なんだか心を示す寓話みたいな話だなと思った。

ところで、ちょっと話が逸れるが、今、ときどき敵として、さまようよろいが出てくる。さまようよろいは、よろいだけの幽霊のような姿で、序盤の平常時の敵のなかではだいぶ強いほうだから、なかなか手強い。そして、このさまようよろいが、よく仲間としてホイミスライムを呼ぶ。ホイミスライムとは、ホイミという回復魔法を専門に使うくらげのような姿のスライムで、回復魔法以外に関しては、特に怖さはない。ただ、さまようよろいが、なにかとすぐに、ホイミスライムを仲間に呼ぶ(他の敵はほとんど仲間は呼ばない)ので、この二体の関係性ってなんだろうな、と思った。さまようよろいは、やっぱり体がなく、さまよっているから、どこか寂しさや心細さがあって、ホイミスライムが、いつも放っておけない友だちとして寄り添ってあげているのだろうか、などと想像したりする。

ネットで調べたら、両者の関係について同じように疑問に思っている人もいた。その質問に、魔物なので友だちといった感情はなく、自然界の共生のような関係ではないか、と考察している人もいた。

Q.

ドラクエ3の「さまようよろい」と「ホイミスライム」の関係について。

ドラクエ3の動画をよく見るのですが、さまようよろいとホイミスライムって
よく連んでるように思えるんですよ。
さまようよろいがピンチになると、ホイミスライムを呼んで、回復させる……
さまようよろいとホイミスライムの関係が気になり始めました。
やっぱりこの二体って、仲が良いんでしょうか?
それとも、友達同士と言うよりも、戦う作戦上の提携を結んでる感じでしょうか?
あと、やっぱり戦いながらも会話とかしているんでしょうか?

A.

共生でしょう。自然界でもあるじゃないですか。蝶の幼虫が蜜を分泌して蟻に舐めさせる代わりに守ってもらうとか。

戦闘向きでないホイミスライムはさまよう鎧の戦闘力に守られる、さまよう鎧は回復手段を得られる。

ただですね、彼らは魔物ですからね。人間側のパーティーのように友情めいたものがあるとも思えません。5以降の作品のように邪気を払われて仲間モンスターとなった時ならともかく、魔王側に位置しているときは戦闘意欲のみで動く魔物であり、そこには仲良しなどと言う概念自体がないものと思います。

というか魔物にはそうあって欲しいです。

出典 :「さまようよろい」と「ホイミスライム」の関係について。|Yahoo!知恵袋

物凄い考え抜かれている。

ドラクエ3は、リメイク版の開発が発表されて以降、詳しいことはまだ何も決まっていないみたいだ。

FF7に関しては、確か一度もやったことがないと思う。子供の頃、FF6はやった。これもとても面白くて、全クリした数少ないRPGの一つだった。でも、FF7は、プレイステーションになってから、ちょっと立体になり、立体のゲームが当時から入り込めず、その時点でFFの世界を進むのはやめようと思った。その後、大人になってから、FF9はやってクリアもしたのだが、7に関しては、そのときの苦手意識もあり、ずっと手に取ってこなかった。

その意味では、ドラクエ3も、FF7も、当時の記憶のなかで拒否していたものを進めてみる、ということでもある。

今は、ドラクエ3と、FF7を、気分によって交互に進めている。

ちなみに、ゲーム酔いのしやすい自分だが、この二つは、もともとが古いゲームということもあってか、特に酔わないので助かる。