裏表がない人

裏表がない人、という言い方がある。裏表のない人がいい、という人もいれば、裏表がない人なんていない、という人もいる。そもそも、「裏表がない人」というのは、どういった人を指すのだろう。 いつでも、どんなと…

違いがわかる男と感受性

記憶の底のほうで音楽とともに流れている「違いがわかる男」というフレーズ。よくコーヒーのCMで流れていた。なんのコーヒーだったかな、と思って調べてみると、ネスカフェのゴールドブレンドで、「ダバダ〜」とい…

夜の不安感と白湯とツボ

昔から、不安感に襲われることがある。特に予期不安も多かったし、寂しさ由来の不安も多い。芥川龍之介が自殺した際の遺書に書き残していたような、「ただぼんやりとした不安」ということもある。 予期不安というの…

「世の中にはもっと辛い人がいる」

悩みや苦しみの真っ只中にあって、慰めのつもりなのか、励ましのつもりなのか、「世の中にはもっと辛い人もいる」「不幸な状況で耐えられない人もいる」といった言葉をかけられることがあるかもしれない。でも、「世…

寂しがり屋の一人好き

大学時代にmixiが流行り始めた頃、僕もmixiを始めた。誰の誘いだったかは覚えていない。いずれにせよ、これが人生で初めてブログを書く、という経験だった。あの頃は、自分のなかに日常や考えを公にして書く…

「寂しい」「必要とされたい」「死にたい」

特に正月らしい正月でもなく、諸事情もあり、一人で静かに年越しを迎えている。 もともと一人は落ち着くし、世間の動きと心の中で距離を置いていると、外の賑やかさはそれほど気にはならない。とは言え、年末からお…

給食や人との食事の席で食べられない心理

会食恐怖症とは 食事と言うと、空腹を満たすことだけでなく、体の健康のためや、純粋に美味しいものを食べたい、といった欲求、また、料理をつくったり手料理を食べてもらう喜びなど、様々な側面がある。 その食事…

なぜ足が速い子がモテるのか

幼稚園や小学生など子供の頃は、男子は足が速いとモテる、といった謎の現象がある。 あれは一体なんだったのだろう、と大人になっても不思議に思う。自分の記憶を辿ってみても、確かに、幼稚園の頃は足が速い男子が…