やぎさんゆうびんの歌詞と解釈

子供の頃に耳にし、印象に残っている、しろやぎさんとくろやぎんのやり取りを歌った童謡の一節。「しろやぎさんから おてがみついた くろやぎさんたら よまずにたべた」。この歌は、詩人のまど・みちおさんの詩で…

吉野弘『祝婚歌』

正しいことを言うことが、必ずしも正しいとは限らない、ということをときどき思う。 それは、「正しさ」というものが、時代や立場によっても違うから、ということだけでなく、「正しさ」という絶対的な担保によって…

マキバオーの続編とその後

今は、マキバオーの続編と言っていいのか、新しいマキバオーと言うべきなのか、従来のマキバオーの新作である『たいようのマキバオー』という漫画を読んでいる。もともとが『みどりのマキバオー』で、新作が『たいよ…

二十億光年の孤独とくしゃみ

詩人の谷川俊太郎さんの代表作に、『二十億光年の孤独』という詩がある。僕は谷川俊太郎さんの作品をそれほど熱心に読んできたほうではなく、正直、あまり多くは知らない。詩集は一冊持っているだけだ。 この詩も、…

北条民雄の童話

北条民雄 北条民雄という小説家が気になり、随筆を読んでみたく、岩波文庫の彼の書いたものが収録されている本を買った。北条民雄の言葉の断片を、SNSでたまたま読んだことがきっかけで興味を持ったので、もとも…

モグラやツバメがかわいそうな『親指姫』

最近、少しずつ童話を読もうかなと思い、先日、アンデルセンの『親指姫おやゆびひめ』を初めて読んだ。子供の頃に、絵本で読んだことがあったかもしれないが、『親指姫』の原作自体は初めて読むと思う。作者のアンデ…