夢の話「山奥から逃げる途中の出来事」

深夜に目が覚めた。毎晩のことで、いつも何度か目が覚める。それでも昔と比べたらずいぶんと眠りはよくなった。薬ももう飲んでいない。目が覚め、おぼろげな意識のなかで、ベッドの横に置いてあった読みかけの漫画を…

龍が巻き付いた剣

久しぶりに会った親が、何かメルカリで売れそうなものがないかということで、実家に残っていた僕が子供の頃に集めていたカードゲームなど懐かしいおもちゃの類を紙袋に入れて持ってきた。袋には、カードゲームの他に…

ゴミできらめく世界

音楽に興味を持つようになってまもなくの中学生の頃、ときおり母親の車のなかで『ロビンソン』が流れていた。 母親が好きなミュージシャン、ということが、僕がスピッツを初めて意識したきっかけだった。とは言って…

なぜ足が速い子がモテるのか

幼稚園や小学生など子供の頃は、男子は足が速いとモテる、といった謎の現象がある。 あれは一体なんだったのだろう、と大人になっても不思議に思う。自分の記憶を辿ってみても、確かに、幼稚園の頃は足が速い男子が…

中原中也の小学生時代の短歌

最近、詩人の中原中也に関する本をぱらぱらと読んでいる。 中原中也は、今からちょうど100年ほど前の日本を生きた詩人で、30歳という若さで亡くなっている。 早くに死んだ、というよりも、中也の人生を最後ま…

秋の黄色い蝶々

蝶々というのは、なんとなく春から夏にかけての生き物という印象があった。寒い冬を越え、春の訪れとともに羽化し、蝶々たちが、お花畑を飛び回っている。俳句の季語としても、「蝶」だけの場合は、春の季語に当たる…

粗品「変わってもお前やろ」

朝目が覚めて、何気なくTwitter(なかなかXという呼び名に慣れない)を見ていたら、霜降り明星のせいやさんが結婚し、子供も生まれる、というニュースにびっくりした。霜降り明星は、好きなお笑いコンビの一…

バスケの応援歌の話

ある日、高校バスケの全国大会の試合の映像を見ていたら、バスケ部の応援歌の音が聴こえてきた。鳴り物の応援に合わせて掛け声が響いている。そのバスケの音や掛け声を聴いていたら、無性に懐かしい気持ちになった。…