夜の不安感と白湯とツボ
昔から、不安感に襲われることがある。特に予期不安も多かったし、寂しさ由来の不安も多い。芥川龍之介が自殺した際の遺書に書き残していたような、「ただぼんやりとした不安」ということもある。 予期不安というの…
昔から、不安感に襲われることがある。特に予期不安も多かったし、寂しさ由来の不安も多い。芥川龍之介が自殺した際の遺書に書き残していたような、「ただぼんやりとした不安」ということもある。 予期不安というの…
悩みや苦しみの真っ只中にあって、慰めのつもりなのか、励ましのつもりなのか、「世の中にはもっと辛い人もいる」「不幸な状況で耐えられない人もいる」といった言葉をかけられることがあるかもしれない。でも、「世…
大学時代にmixiが流行り始めた頃、僕もmixiを始めた。誰の誘いだったかは覚えていない。いずれにせよ、これが人生で初めてブログを書く、という経験だった。あの頃は、自分のなかに日常や考えを公にして書く…
特に正月らしい正月でもなく、諸事情もあり、一人で静かに年越しを迎えている。 もともと一人は落ち着くし、世間の動きと心の中で距離を置いていると、外の賑やかさはそれほど気にはならない。とは言え、年末からお…
今更ながら、M-1グランプリに関する日記を書く。 M-1 グランプリは、もうずっと毎年欠かさず観ている。関西では、M-1グランプリのあとには、学校などでみんなM-1の話になるという話を関西出身者に聞い…
東京の冬の夜の「火の用心」 火の用心、マッチ一本、火事の元(カンカン)。 年末という感覚があまりなくなってきたものの、それでも、冬だな、年末だな、と思える風物詩の一つに、外から聴こえてくる、この「火の…
詩人の谷川俊太郎さんの代表作に、『二十億光年の孤独』という詩がある。僕は谷川俊太郎さんの作品をそれほど熱心に読んできたほうではなく、正直、あまり多くは知らない。詩集は一冊持っているだけだ。 この詩も、…
ずいぶんと前に一度挫折した、ワンピースを今さらながら読み進めている。50巻を越えた。ようやく音楽が得意なブルックが仲間になった。昔、ワンピースを途中で挫折し、しばらく経って、今のワンピースはどうなって…
どこの学校にも、一人や二人はいるのかもしれない。若い男性で、明るかったり、運動が得意な雰囲気を纏い、男子からも女子からも好かれ(ているように少なくとも見え)、全体的に好感度の高いタイプの教師。 昔、湊…
冬でも裸足の江戸時代 江戸時代の浮世絵のなかで、特に冬の雪景色の人々の様子を見ていると、ある不思議に気がつく。裸足であったり、脚を膝まで出していたりと、現在とは比較にならないほど、薄着に見える。足袋を…